千葉工業大学 / 応用化学科 / 山本研究室
計算化学で生命・物質・環境・教育の問題解決

山本が東レ理科教育賞・企画賞を受賞しました

このたび、山本が考案した「 ペーパークラフト分子模型 PuzMol 」が、 東レ科学振興会 が主催&文部科学省が後援する「第54回東レ理科教育賞・企画賞」を 受賞しました

東レ理科教育賞・企画賞は、「中学校・高等学校の理科教育において、新しい発想と工夫考案にもとづいた企画・開発で、開発後は東レ理科教育賞への応募が期待されるもの」とのこと。

山本 の専門はコンピュータ化学なのですが、化学の楽しさを伝えること・化学の学びを身近にすることにも興味があり、「 楽しい科学の実験室 」や「 ひらめき☆ときめきサイエンス 」を開催したりしてきました。

このようなイベントや授業などでは、「目に見えない分子」のカタチを「見える化」するためのツールとして、分子模型を活用しています。しかし、教材として市販されているプラスチック製分子模型の値段は、高校化学の教科書に載っているような小さめの分子を作れるセットでも2〜3千円程度

PuzMol は、身近で安価な材料の「」で作った、パズルのように組み立て・組み替えることができる、新しい分子模型です。接着剤などを使わずに組み立てることができるので、幼児や小学生でも安全に・安心して・手軽に使うことができます。

PuzMol が、子どもたちの好奇心・探究心を育む知的玩具として、授業での主体的・対話的な深い学びを促すための学習教材として、科学の楽しさを伝えるコミュニケーション・ツールとして、多くの方に活用していただければと願っています。

PuzMol について、興味・関心を持っていただけるようでしたら、お気軽に山本まで  お問い合わせ  ください。

受賞 化学教育 学び
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